みなさんごきげんよう、野球大好きHIDEZOです。
夏の甲子園代表校が決まりましたね。
地方予選をゆっくり見ることができませんでしたが、HIDEZOが見た中で印象に残った関東の試合結果をフォローしたいと思います。
2023東東京大会
ミラクル逆転の共栄学園です。
準決勝、決勝を9回逆転で勝ち抜きました。
決勝では5-6、1点ビハインド、9回2アウト1塁まで追い込まれてからの7得点で大逆転でした。
最後まであきらめない姿勢、足を使った攻撃が印象的でした。
選手の体つきを観察して感じましたが、大型選手はほとんどいないにもかかわらずがっしりとした足腰鍛えられた感じのタフな選手が多かった印象です。
バットを振りぬく勢い、堅実な守備が印象的でした。女子高の共学化であり新鋭校ですが監督さんのチーム作りが素晴らしいです。
花形選手はいないが、全員野球で勝つ感じですね。
東亜学園はあと1アウトで甲子園でした。とても残念でしょう。
「野球は2アウトから、筋書きがないドラマある」を思い知らされてしまいましたね。
でも将来、この試合で一生お酒が飲めると思います。
決勝
共栄学園 2 0 1 0 1 1 0 0 7 12
東亜学園 1 0 0 3 0 0 0 2 0 6
準決勝 岩倉4-5共栄学園
岩 倉 0 0 0 0 0 0 0 2 2 4
共栄学園 0 0 0 0 0 0 0 2 3x 5
2023西東京大会
西東京大会は日大対決。
優勝候補の三高に鶴が丘がどう戦うのかが焦点でした。
打撃戦を予想したのですが、意外に締まった好ゲーム。
鶴が丘の善戦むなしく、三高が終盤の加点で決めたゲームでした。
決勝は投手がつかれて大味な試合になるケースが多いのですが、素晴らしい両チームだったと思います。
決勝 日大鶴ケ丘1-2日大三
日大鶴 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1
日大三 0 1 0 0 0 0 1 1 X 3
2023埼玉大会
埼玉県大会は、ここ数年、浦学・春日部共栄・花咲徳栄が交互に代表になる感じでしたので下馬評通りの決勝となりました。
浦学・東洋大出身で巨人や西武で活躍した三浦貴さん(享年45)が教員免許を取得し、母校のコーチになっていましたが、残念ながらこの夏にガンで逝去されました。
私も現役時代大好きな選手で人柄も素晴らしいと同校関係者から噂を聞いていました。
とても残念な訃報でした。三浦さんのために頑張るパワーがプラスされた効果があったのかもしれませんね。ライバル校の花咲を寄せ付けない展開で勝ち切りました。
決勝 浦和学院7-2花咲徳栄
浦和学院 0 0 1 4 0 2 0 0 0 7
花咲徳栄 0 0 1 0 0 0 0 0 1 2
2023千葉大会
両校ともに優勝候補で順当な勝ち上がりでした。
総合力の専松、緻密な野球の習志野。
私は専松が力で押し切る展開を予想していました。
しかし最高のシーソーゲーム。
習志野先制、専松逆転、習志野の再逆転、終盤に同点、
そして専松のサヨナラという劇的な幕切れでした。
こういうゲームは普通は準々決勝、準決勝でよくあるケースなんです。しかし決勝戦ですから、どちらも勝たせてあげたかったと心から思いました。
決勝 習志野7-8専大松戸
習志野 2 1 1 0 0 3 0 0 0 7
専松戸 4 0 1 0 0 0 0 2 1x 8
猛暑対策の提案
2023年の夏はとんでもなく暑いです。
35度以上の酷暑日が続き、選手の体力を削りました。
試合中、脱水症状で脚が痙攣する選手もいたようです。本当に危険です。
元巨人、ヤンキースの松井秀喜さんは、選手の保護のために甲子園を前後期に分割してはどうかと提案していました。
良い案だと思いますが、私ならば「試合時間分割」を提案します。12:00~16:00回避策です。
甲子園本戦では一日最大4試合を行います。1試合平均2時間程度です。現状では8:00~18:00に試合を行っていますね。それを以下のように分割するのです。
第一試合を6:00開始、第二試合は9:00開始。
12:00~16:00は試合を行いません。メチャ暑いので。
第三試合を16:00開始、第四試合は19:00開始にするのです。
西日の影響で第三試合が最も暑いでしょうかね。
8:00から試合を開始しで、炎天下の最も暑い時間に試合を開催するのは選手も観客もしんどいですよ。
甲子園大会が始まったころは夏の気温が30度を超えることはまれで、35度越えなどありませんでした。夏を楽しむ余裕がありました。しかし今は本当に命の危険を感じる暑さなのです。
今のままでは「少年たちへの虐待」といわれてしまいます。
熱中症死亡事故が起きる前に対策をすべきだと思います。
将来の野球界を担う金の卵を育てるために高野連や専門家は自ら動いていただきたいです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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