金本知憲氏の筋トレ、食トレ、精神論から学ぼう

みなさん、ごきげんよう。野球大好きHIDEZOです。

今回は広島、阪神で活躍し、阪神タイガース監督も歴任した金本知憲氏の筋トレと精神論について書きます。

21年間の現役生活で連続フルイニング出場1492試合の世界記録をもつ金本氏。

どのようにして強靭な肉体を手に入れたのでしょうか?

心構え、食事、筋トレにその秘密があるようですよ。

金本知憲氏の精神論 とにかく人一倍やる

「もっとやっておけばもっと良い数字を残せたんじゃないか」という思いと、「よく頑張ったな」という思いがある。

20代の頃は、本当によくバットを振っていたし、振らされていた。

振り続けていくことで力がつき自分である程度バッティングフォームを修正するポイントがわかるようにもなった。

30代は自発的にバットを振ったこともあったが、つい横着した時期もなかったわけではない。

だから、もっと振っておけば良かったと思った。

端的に言うと「練習の虫」。才能やセンスでプロになったというよりも鍛錬して超一流になった典型だと思います。

気持ちが人一倍強い修行僧、剣士のような男ですね。

広島カープ時代、天才打者だった前田智徳を間近で見て金本は燃えたのでしょう。

前田の3倍はやらないとワシは勝てんと思ったに違いありません。

金本氏からすれば、自主トレをいい加減にする選手、太ってダブダブの体でキャンプインする選手は許せないでしょう。

恵まれた肉体、野球センスがあるのに、心が弱い。最大限努力ができない。自分の人生なのに。

「自分がやってきたのだから、君だってできるはずだ」というのが鬼軍曹の感性だと思います。

令和の時代に通用しないタイプの指揮官ですが、HIDEZOは金本氏の考え方が好きです。

金本知憲氏の筋力トレーニング

負荷をかけたハードなトレーニングで一度筋肉を破壊し再生させることで筋肉をさらに成長をかける。

そのためには常に限界ギリギリまで自分を追い込まなければならない。

“貧血になって半人前、ゲロを吐いて一人前”。

そのくらいのトレーニングをしなければ成果は出ないのだ。これを引退するまで続けていた。

筋トレはオールアウト(出力を出し切る)が基本である。最大負荷の80%を8~10回、数セット行い、筋繊維を破壊再生すると筋肥大する。そして最大負荷を徐々に上げて筋肉は成長し続ける。

令和の時代は当たり前だが昭和の時代はまだトレーニング理論が浸透していなかった。

野球界には打って走って守って鍛える的な時代だったが、自主トレでウエイトトレーニングを取り入れた先駆者だと思う。

金本知憲氏の食トレーニング

シーズン中は体脂肪をできるだけ最小にキープしつつ体重は落とさないようにしなければならない。

さして食べたくもないのに朝も昼も夜もたくさん食べるということがどれだけしんどいことか。

食べないとやせる体質だった私は相撲部屋に入門したばかりの力士のように詰め込むようにして食べ続けた。

食事は、楽しみというよりも、筋トレ同様トレーニングのひとつだった。

金本氏は元々食が細かったり、消化器系が弱かったり、食べることが好きではないタイプの人間なのかもしれない。逆に食いしん坊で太りやすく、美食なタイプもいる。

金本知憲氏はハードゲイナー

イージーゲイナーとハードゲイナーという用語があります。

筋トレ業界では、筋肉も脂肪もつきやすい人を「イージーゲイナー」といいます。

逆に筋肉をつけたり、身体を大きくしたりするのが難しい人のことを「ハードゲイナー」といいます。

「外胚葉型」という筋肉・体脂肪がつきにくい遺伝的な傾向を持つ人がハードゲイナーなんです。

金本氏は典型的なハードゲイナーだったと思われます。

たゆまぬ努力で筋肉の鎧をまとい、闘う鬼神になった金本氏の精神力は尊敬に値するものでしょう。

金本知憲氏のトレーニングまとめ

トレーニングはやみくもにやってもダメだと思うのです。自分の素質を考え、長所短所を考え、筋トレ食トレで肉体を作り、技術練習をする。「己を知り敵を知る。百戦して危うからず」という兵法の言葉の通り戦略的鍛錬が必要なのです。それを誰よりも激しく取り組んだのが金本知憲だと思います。野球少年のみなさんは自分の夢に向かって自主練習、自己鍛錬してください。

今回も最後まで楽しんでくれて、どうもありがとうございました。

 

 

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