みなさんごきげんよう。野球大好きHIDEZOです。
今回は大谷翔平と歴代のNPBマッスル系大型パワーヒッターを比較してみたいと思います。HIDEZO独断と偏見でいきます。
大谷翔平と歴代名選手の星取表
選手名 (身長/体重) 肩 走力 長打力 打率 投手
大谷翔平(193cm/105kg)AA AA AAA B AAA
清原和博(188cm/95kg) C C AA B -
松井秀喜(188cm/95kg) B B AAa AA -
柳田悠岐(188cm/95kg) AAa AA A A -
糸井嘉男(188cm/88kg) AA A B B ー
金本知憲(180cm/88kg) A A A A ー
新庄剛志(182cm/76kg) AAA AA C C ー
清原和博VS大谷翔平
甲子園では歴代NO1の打撃力、身体能力でした。
甲子園で13本塁打はいまだに破られていないし、プロ1年目で33本塁打。高校時代の素質はダントツの1位です。
野村克也も落合博満も清原が王さんの868本塁打を抜くと感じたそうです。
18歳の時点で広角にホームランを打つ能力はハンパではありません。
もし清原選手に落合博満の思考があったならば、MLBでも通用するホームランアーチストになっていたでしょう。
足や肩はそれほどではなくスピード系の素質は無かったこと、打率は良くなかったこと。反射神経が悪くデッドボールが多かったことなどが清原選手の弱点です。HIDEZO的視点では清原選手が真面目に精進していたら大谷翔平の打撃に対抗しうる逸材になったと想像します。
松井秀喜VS大谷翔平
夏の甲子園、星稜VS明徳義塾戦で4連続敬遠。勝負してくれない伝説を作り、社会問題になりました。
巨人で4番、55本塁打、三冠王を取りヤンキースへ行ったレジェンドです。ヤンキースではスタイルを変えてホームランより打点を稼ぐ打撃にモデルチェンジしました。
印象的だったのはワールドシリーズMVPですね。
ゴジラのホームランが炸裂しました。
フォア・ザ・チームができるクレバーな人格者でもあります。
松井選手も走塁、強肩の視点では超A級ではなかったと思います。松井氏は「大谷選手は自分とモノが違う」と謙虚なコメントを言われます。しかしあのヤンキースで初めてMLBでパワーヒッターとして君臨しNYのファンからも愛されたのが松井秀喜さんなのです。大谷翔平が目標にした偉大な選手の一人だと思うのです。
柳田悠岐・糸井嘉男VS大谷翔平
この二人はとてもよく似ています。身体能力お化け。マッスル感がヤバイです。二人は自主トレーニングも仲良くやるそうですね。そしてパシフィックリーグのミスターフルスイングです。
当たればめちゃくちゃ飛ぶのが柳田選手です。糸井選手はギータやほど強振しませんが飛ばす能力はあります。
そして二人とも鉄砲肩、俊足です。
私が注目するのは188cm90kgクラスの大男がスプリンターだということ。
ハンマー投げの室伏広治選手(筋肉番付で殿堂入り)が野球をやっているようなもんです。
しかし驚くべきは大谷翔平はこの二人より二回り巨大で、さらにピードが上だということ。だからMLBのパワーヒッター以上に飛ばしてしまうのが大谷。大谷翔平のバケモノ度が良くわかります。
金本知憲VS大谷翔平
元祖鉄人、金本選手です。この選手ももともと細身でしたが、筋トレで強くなったそうですね。
とにかくタフ。フルイニング連続出場の世界記録保持者。
ハートもカラダも強いです。修行僧のようなタイプです。
180cm/88kgですから、身長はそんなに大きくありません。
イチローをターミネーター化すると金本選手という感じです。
40本塁打を記録していますから、長打力は大したものです。
金本選手はいわゆる「ハードゲイナー」(筋肉も贅肉も付きにくい細マッチョ体質)なんです。それを克服して食べて鍛えて鉄人の肉体を作り上げました。
大谷翔平選手がベテランになっても金本選手のようなタフさを持ち続けて欲しいですね。
新庄剛志VS大谷翔平
新庄選手はセンスの塊、細身ですがしなやかで体の使い方がうまいの選手でした。イチロー選手や佐々木朗希選手のようなタイプだと思います。体重は76kgしかありません。軽量級なのに筋力が強い選手です。身体のキレがいいと言いましょうか。
よく俊足&レーザービームでイチローと比較されますが、プロ目線で比較すると守備だけなら新庄の方が凄いそうです。
守備範囲も肩もイチローと同等かそれ以上ってお化けです。
数値化できない予知能力で敬遠球でサヨナラヒットを打ったり、オールスター戦でホームスチールを決める。
稀代のエンターテイナーでもあります。エンタメ性がダントツです。新庄やイチローを見ると野球に無駄な筋肉は要らないなと感じさせれれます。考えないでひらめきで打つタイプなので打撃成績はあまりよくありませんでした。
もし新庄選手に落合博満、野村克也、古田敦也的な分析力があったら、、、右打者のイチローになっていたかも。
大谷翔平選手にはない遊び心、軽快さ、俊敏さが新庄選手の魅力でしょう。
歴代のパワーヒッターVS大谷翔平のまとめ
松井秀喜がゴジラと言われ、糸井嘉男がスーパーマン、柳田悠岐がターミネーターだとしたら、大谷翔平は宇宙人・プレデター、エイリアンなのでしょう。
日本人の枠どころか、地球人の枠を超えた身体能力、運動神経、精神力、サービス精神を兼ね備えています。
筋肉増強剤を使ったボンズ、ソーサ、ケングリフィJr、マクグァイアを超えんばかりのパワーでホームランを打ち、ノーラン・ライアン、ランディ・ジョンソン、ロジャー・クレメンスのように三振を取っていく。
こんな人間、200年は出てこないんじゃないかと思います。
でも大谷翔平ができてしまうと、それを夢見てチャレンジする少年がきっと生まれるのでしょう。野球には夢がありますね。
今回も最後まで楽しんでくれて、どうもありがとうございました。
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