プロ野球選手の食事と体づくり 

みなさんごきげんよう。野球大好きHIDEZOです。

プロ野球キャンプインしましたので、野球選手の食事と体づくりについて書きたいと思います。

実はHIDEZOはグルメ筋トレ好きでもあります。

そんなマッスル目線で書いていきたいと思います。

さて、速いボールを投げ、強い打球を飛ばす野球選手には瞬発力が求められます。野球はサッカーやバスケのように常に走り回る競技ではないので一部の選手を除き、持久力はそれほど必要ではありません。

そんなパワー系である野球選手の食事を考えます。

プロ野球選手の食事と体づくり 良質なタンパク質で筋肉を育てよう

野球選手は瞬発系の筋力が必要です。筋肉量、とりわけ速筋を増やすためには良質なタンパク質が大量に必要です。タンパク質は筋肉、皮膚、体調全体への影響が大きいです。手にできるマメや、肉離れなどの筋肉の故障を防ぐためにもタンパク質は大切です。なぜならは私たちの内臓も血管も筋肉も皮膚もみなタンパク質で構成されているからです。

しかし、タンパク質を理想通り摂ることは意外と難しいらしいですよ。スポーツ選手の理想のタンパク質摂取量は「体重×2gと言われています。80kgの選手であれば一日に160gのタンパク質が必要です。大きな肉体を健全に維持するためにタンパク質は最も重要な栄養素です。

しかし一回の食事で消化・吸収できるタンパク質の量には限りがあります。三度の食事がすべて大切なんです。朝食からしっかりタンパク質を摂ることで筋肉が育ちます。

鶏肉、豚肉、牛肉、魚などの動物系タンパク質、大豆、小豆、ナッツ類、豆腐などの植物系タンパク質をバランスよく摂りましょう。

プロテインやサプリメントは栄養補助食品です。不足分を補うものと考えましょう。できるだけ自然食品から栄養を摂った方が体の機能は低下しないんですね。唾液、消化分解酵素、口で咀嚼する意味を理解しておくと、一食の重要性が身にしみると思います。またプロテインは腎機能に負荷がかかると言われています。摂り過ぎは内臓を痛めるのです。

プロ野球選手の食事と体づくり パワーの源、炭水化物は「米+果物」で

プロ野球のキャンプの食事を観察すると、朝昼夕食に必ず果物がついています。キャンプの練習量がメチャメチャ増えるわけですから、当然エネルギーである糖質が必要になるわけです。

メインのエネルギー源はお米です。パンやパスタも出てきますが、最近の流行りはグルテンフリーです。選手の体質にもよりますが小麦を食べないと体調が良くなる場合があります。テニスのジョコビッチ選手がグルテンフリーでコンディショニングに成功しているのは有名な話ですね。日本人はやはりコメが一番です。

果物は果糖という糖質を含み、さらにビタミン類、クエン酸などの栄養が豊富です。短時間でエネルギーに変換できますのでアスリートには最適です。キウイ、パイナップル、りんご、オレンジ、グレープフルーツ、イチゴ、バナナなど様々な果物を食べましょう。キャンプ地である沖縄は果物が豊富ですよね。

オレンジやグレープフルーツなどの柑橘類はは疲労回復につながるクエン酸やビタミンCも豊富で、酸味は食欲増進の効果も期待できるものです。

糖質で避けたいのは砂糖です。人工甘味料は甘さを強く感じますが化学物質なのではっきり言って猛毒です。とくにアスファルテムカリウムなどの人工甘味料はとても体に悪いので摂らないようにしましょう。

プロ野球選手の食事と体づくり お味噌汁、汁物の効用

お味噌は大豆を発酵させた発酵食品。アミノ酸やビタミンが豊富に含まれています。発酵させているため消化吸収しやすいだけでなく、抗酸化作用があるので疲労回復や免疫力向上にも役立ちます。腸内環境を整える善玉菌も味噌には豊富です。

お味噌汁の具としてはアサリやしじみ、わかめ、豆腐、揚げ、大根。これらもビタミンや鉄分を手軽に摂取できる食材としてオススメですね。

また汁物(味噌汁、野菜スープ、けんちん汁、豚汁など)はカラダを温め、消化器官に優しいので食事の最初に食べることをオススメします。スポーツ選手はカラダを冷やさないことが大切なんです。

プロ野球選手の食事と体づくり 野菜はどう食べる? 生野菜か温野菜か

ビタミンAは油と合わせることで吸収が良くなります。一方でビタミンB群やCは火を通すことで有効成分の大半が分解してます。生では大量に野菜を食べることが難しいですが、鍋やスープに入った温野菜は大量に食べるのに向いています。

同じ食材でも調理法によって吸収効率が変わります。生野菜は消化に時間がかかる体が冷えるというデメリットもあります。

HIDEZOおススメとしては生野菜少な目、温野菜多めが良いと思います。

野球選手の食事で気をつけること

タンパク質重視で焼肉ばかり食べる。体重を維持するためにお米ばかり食べることは良くありません。同じものばかり食べると健康になれません。いろいろな種類の肉、魚、調理法で食べるべきでしょう。またタンパク質は生、煮る、焼く、揚げるの順で体にいいと言われます。

しゃぶしゃぶ>すき焼き>焼肉>牛カツの順で体に良いのです。揚げたり焼いたりすると発がんリスクが高まりますから注意が必要です。

また〇〇ダイエットのように何かに偏ったり、プロテイン、オートミール、サプリで済ませるなどの生活は肉体のバランスを崩します。アスリートは自然の恵みをよく噛んで、唾液を出し、消化酵素で分解してこそ健全になると思います。

日本には素晴らしい四季があります。また海に囲まれ海産物が豊富です。旬の食材を楽しむことで強い日本の野球選手、アスリートが育つと思います。

よい栄養士さん、シェフ、そして料理上手の奥さんにサポートがあればこそ好成績につながるのでしょうね。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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