みなさんごきげんよう。野球大好きHIDEZOです。
2023WBC、侍ジャパンが劇的な優勝を遂げました。
準決勝メキシコ戦、奇跡の逆転サヨナラ勝ち。
決勝アメリカ戦、ロースコアの逆転勝利。村上、岡本の若き侍のアベックホームラン。
そして大谷翔平vsマイク・トラウトの対決で幕を下ろしました。
本当にすばらしい結果でした。
大谷翔平(エンゼルス)、ダルビッシュ(パドレス)、ヌートバー(カージナルス)、吉田正尚(レッドソックス)はMLBに行ってしまう。
スーパーマン翔平、ペッパーミル・ヌートバーがアメリカに行ってしまう。日本で見れない。寂しいですよね。
彼らを見る機会が少なくなり、寂しい限りです。
これが「祭りのあと」「WBCロス」といえるでしょう。
今回は野球ファンとして「WBCロス」「WBC後、どう野球と向き合うべきか」を考えてみたいと思います。
まず、WBCの5つの意義を考えてみましょう。
WBCの意義① 野球が世界中に浸透し、サッカーのように野球が国際スポーツになること
パリ五輪では野球、ソフトボールが競技から外されています。WBCなどの国際大会を盛り上げて欧州、アジア、アフリカで競技人口が増えなければなりません。
2023WBCはスポーツコンテンツとしてサッカーに劣るものではないことが証明されました。JPBはじめ日本のすべての野球を応援し続けたいと思います。
WBCの意義② ナショナルチームが結成され、トップ選手たちが交流し切磋琢磨して成長すること
侍ジャパンではダルビッシュ、大谷翔平が素晴らしいリーダーシップを発揮しました。各選手は技術論、メンタル、トレーニングに至るまでおおきな学びの場になったと思います。岡本和真、村上宗隆の眼の色、表情が変わりました。
若手の投手、宇田川、高橋、佐々木、戸郷、湯浅、、金の卵たちが一段とたくましくなったと思います。
わたしたち野球ファンは彼らの成長活躍を見届け応援したいと思います。球場に行って日本のプロ野球を応援しましょう!
WBCの意義③ 活躍する選手を見た少年少女に夢を与え、次世代のアスリートが育つこと
2009年、2012年のWBCで連覇した日本を見て大谷翔平はトッププロを目指したといいます。
ダルビッシュはイチローの苦悩を間近で見て最年長の自分がどうやってリーダーシップをとるべきか考えたそうです。WBCは次の侍ジャパンを生むイベントなのであります。私たち野球ファンは中高生、大学生の試合に興味を持ち応援しましょう。
今、春の選抜高校野球で熱戦が繰り広げられています。もしかしたら2026年、2029年のWBCに選ばれる選手を見つけられるかもしれません。楽しいじゃないですか!
WBCの意義④ 野球大国アメリカに挑戦し、勝利することは各国の夢である
MLBは間違いなく世界最高峰のリーグです。メジャーリーガーはアメリカ人だけではありません。ドミニカ、プエルトリコ、メキシコ、カナダ、キューバ、オランダ、そして日本や韓国出身の選手がいます。多国籍リーグなわけです。アメリカ以外の国がみな打倒アメリカを目指し戦う大会がWBCと言えるでしょう。今回、幸いにも日本が優勝しました。世界の国々は「打倒アメリカ&日本」で来ると思います。アメリカが野球の祖国、東の正横綱としたら、日本は西の横綱になれたでしょうか?
日本野球がさらに強くなるよう野球界を盛り上げたいと思います。
WBCの意義⑤ WBCは野球のワールドカップ。本当の国代表・野球世界一を決める大会
WBCは五輪、プレミア12よりずっと価値がある大会です。
アメリカがメジャーリーガーを派遣する唯一の大会がWBCです。MLB選手はシーズン中は国際大会に出ないからです。
だから五輪・プレミア12より価値が高いのです。野球に関してメジャーリーガー抜きでチャンピオンを決めても意味がないのです。
侍ジャパンたちのWBCロス
2009年のWBCではイチロー選手は胃潰瘍になったそうです。たいへんなプレッシャーと不振で精神面がやられたそうです。選手の燃え尽き症候群やケガの影響が心配です。今回は特に骨折しながら活躍したショートストップの源田選手。はやく完治して、日本一美しい守備を見せてください。
ダルビッシュ投手は自身のコンディショニングを犠牲にして最初からチームに合流、精神的支柱の役を果たしました。調整遅れの影響が出ないと良いのですが。
一方、若手は素晴らしい経験になったと思います。大谷翔平選手を間近に見るだけで勉強になったんじゃないでしょうか?
「常に努力を怠らない」「感謝の心で」「野球を楽しむ」大谷選手から祝福されたと思います。もっと野球に集中しようと思ったに違いありません。
私たち市井の野球ファンは大谷翔平という唯一無二のコンテンツを楽しみ尽くした濃密な時間だったと思います。
彼はマイケル・ジョーダン、タイガー・ウッズ、リオネル・メッシと比肩する宝です。
WBCロスと言わず、エンゼルスの試合をどんどん見ましょう!
次のWBCはどうなるかを考えて野球を応援する
横綱のアメリカが日本に敗れました。アメリカがエース級を出さなかったからだとか、いろんな言い訳がありますが、今回はマイク・トラウトが中心となり投手以外はほぼオールスターでした。
トラウトは「次回は絶対にどの国にも負けない」と誓っています。次の代表選手が楽しみです。
実際、トラウトも大谷翔平も「2026にはかならず戻ってくる」と宣言しています。
日本がWBC2026でまた頂点に立つというのが我々の夢です。
そして各国もアメリカ、日本と好試合をやって勝利するのが目標でしょう。
日本は少子化問題を抱えています。またサッカー、バスケット、バレーボール、ゴルフ、テニスなどのほかのプロを目指す子も増えています。才能のある少年少女が野球やソフトボールに挑戦できるように大人は応援してあげたいものですね。
小中高生のアマチュア野球の指導者、父兄の皆様におかれましてはぜひ変わらぬサポートをお願いしたいと思います。
そしてすべての野球ファンは球場に足を運び、声援を送ってあげて欲しいのです。そこは明日のプロが生まれる場所だからです。
「WBCが終わったから、野球はしばらくいいや」なんて、どうか言わないでください。
どんな形でもよいので野球に関心を持ってください。新聞、テレビ、YOUTUBEどんな媒体でもよいです。
そらがHIDEZOからのお願いです。
ついでにもしよかったら「ウォッチング・ベースボール」を定期訪問してください。
ご友人にも紹介していただければ幸いです。
野球ファンのみなさまとベースボールを楽しんでいけたらうれしいです。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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