親会社売上ランキング、資金力からみた新しいプロ野球、新リーグ構想

みなさん、ごきげんよう。野球大好きHIDEZOです。

今日もみんな大好きなお金の話。プロ野球親会社売上高ランキングから球界を分析してみたいと思います。

オーナー企業売上高ランキング

1位から12位まで、忖度なしのランキングです。単位は億円。

         売上高   経常利益 当期純利益

①ソフトバンク  62,215  ▲8,695  ▲17,080

②マツダ(広島)  31,203      1,235           815

③オリックス      25,203       5,048        3,121

④楽天                   16,817  ▲2,126   ▲1,338

⑤日本ハム             11,743          513          480

⑥阪急阪神               7,462          384          214

⑦ヤクルト               4,151          685          449

⑧西武                     3,968     ▲174          106

⑨読売新聞               2,562            87           39

⑩ロッテ                  2,395          不明         不明

⑪DeNA               1,308           294         305

⑫中日新聞               1,076            54            28

親会社の資金力の差は62倍

さあ、みなさん。どう感じたでしょうか?

親会社に資金力があると戦力補強もやりやすいですよね。やはり先立つものがないと強いチームにはできないし、報酬が低ければ良い選手はFA権を行使して出て行きますから。

1位のソフトバンクから5位の日本ハムまではなんと1兆円以上の売上がある超大企業です。ソフトバンクは6.2兆円ですよ。最下位の中日は1076億円。売上高が60倍違うわけです。お話にならない差です。落合監督はカネがない中日で8年で4回セリーグ制覇したんですからとんでもなく優秀ですよね。

親会社の顔ぶれ今昔

伝統あるチームといえば、巨人と阪神です。この親会社は新聞社(テレビ・ラジオ)、鉄道(流通)ですよね。昔は新聞社と鉄道会社が球団経営をしていました。新聞系では読売、中日、毎日(オリオンズ)がそうだし、鉄道系では国鉄(スワローズ)、近鉄(バファローズ)、西鉄(ライオンズ)、南海(ホークス)がそうでした。また映画会社の大映、松竹が球団経営をしていました。食品会社では大洋漁業(ホエールズ)が球団を持っていました。

今は鉄道会社に代わってIT系のソフトバンク、楽天、DeNA、金融系のオリックスがオーナーになっていますよね。これも産業構造や企業の栄枯盛衰が影響しているんだと思います。

どことは言いませんが球界の盟主は大した資金力はありません。そして経営の若返りもできていません。それらの弊害がチーム成績に反映しているのだと私は思います。

新オーナーになって欲しい企業

HIDEZOの勝手な希望でオーナーになって欲しい企業を書いていきたいと思います。

まずトヨタ自動車ですね。売上20兆円以上。経常利益3兆円の日本一の会社。資金力抜群。経営能力も圧倒的です。日本がイヤならMLBの球団のオーナーになって欲しいくらいです。

次は食品系。日清食品、売上4700億円です。陸上競技に力を入れていますがすごいスポ根の会社です。絶対オーナーになるべき。

建設系ではダイワハウス工業ですね。なんと売上4兆4400億円。大手ゼネコンを一気に抜き去り建設業のチャンピオンです。

通信系ではNTTドコモ(4兆6500億円)、au・KDDI(4兆4500億円)はぜひ参入してほしい。また任天堂(1兆6950億円)にもお願いしたい。電機大手は苦しい経営が続いていますが日立製作所(8兆7700億円)なら大丈夫でしょう。サッカーばかりやっている場合じゃありませんよ。日本は野球の国なんです。

京都には京セラ(1.8兆円)、村田製作所(1.8兆円)、キーエンス(7600億円)などの優良企業があります。またロボット大手のファナック(7300億円)も超優良企業。モーター大手の日本電産(2.1兆円)もあります。

忘れちゃいけないユニクロ(2.3兆円)、柳井さんテニスもいいけど野球をお願いします。

MLBのような夢のあるプロ野球へ

MLBは全部で30の球団があります。いろいろなチームが強くなったり弱くなったりするから面白んです。今年のチャンピオン、アストロズは新興球団です。ダイヤモンドバックス、マリーンズ、デビルレイズはさらに新しい。チーム数を増やし選手数を増やし、マーケットを大きくしないといけない。それが正しいリーグ経営だと思います。

優良企業が球団経営をやり、国民の娯楽を提供する。そして若いアスリートの活躍の場を作る。子供たちに夢を与える。そういう予算費用には国も免税措置を行う。

現在の12球団を20~24球団にする。そうすればMLBのように2リーグ、東西ブロックで盛り上がります。ポストシーズンを楽しめるわけです。

閉塞感のある社会を明るく

今、カタールでFIFAワールドカップが開かれています。人々は熱狂しています。これはスポーツの祭典なのです。オリンピックのようでもあり、リオのカーニバルのようでもある。観客は熱狂するのであります。レギュラーシーズンだけでなく、日本一を決めるポストシーズンをより長く面白く楽しむためにはチーム数が必要なんです。いつか日本のプロ野球がMLBのように輝く日を夢見ています。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました