みなさんごきげんよう、野球大好きHIDEZOです。
今日は野球選手の高額年俸について書いてみたいと思いますー
年俸1億円の壁を破った落合博満
昭和40年~50年のころ年俸ナンバーワンはスーパースター王、長嶋だったんです。
この時代は年俸の交渉などなかったんです。球団が提示した年俸に一発サインするのが日本人の美徳とされたいたからです。王・長嶋の年俸が頭打ちだったため、一般選手の年俸がそれ低迷したのは当然と言えるでしょう。その慣習に穴を開けたのが若き三冠王、落合博満でした。
落合は「球団の評価のすべては年俸だ」と言い切り、正面から球団と交渉し初の1億円プレイヤーが誕生しました。そして次々に1億円プレイヤーが生まれていったんですね。
2022年ではJPBには121人の億円プレーヤーがいます。
FA、複数年契約によって選手の契約年俸が跳ね上がった時代
選手会ができ、FAや複数年契約の権利を得ると同時に契約年俸も高騰しました。
ハマの大魔神、佐々木主浩のやゴジラ松井、イチローが年俸5億円を超えました。
2022年ではSBの柳田、千賀、巨人菅野や坂本の6億円を達成しています。
2022年の球界最高年俸はマー君こと田中将大の9億円です。
半分は税金に持っていかれるわけだがそれにしても一流企業のサラリーマンの生涯年収(3億円=750万円×40年)を1年で稼ぐのだからすごいですね。
MLBチャレンジで日本人年俸も夢の10億円しました。
2023年、エンゼルスの大谷翔平が40億円、Rソックスの吉田正尚が21億円、メッツの千賀が20億円を獲得しました。落合選手の40倍ってすごいことです。
高額年俸の使い道を考える
昭和(平成)のプロ野球選手は高度成長やバブル景気がの世相であった。
日本がどんどん豊かになり、モノを購入することで幸せを感じた。
ハワイに行き、ベンツにやフェラーリに乗り、銀座・六本木で夜遊びをする。
ロマネコンティを飲み、ロレックスをはめて、ベルサーチを着れば成功者のような気がした。
それは土地ころがしの不動産屋と同類だった。
HIDEZOは高額年俸でも見栄の消費興味が無いZ世代選手に注目したいです。
子どものころから「幸せとは地に足がついた堅実な生活の先にある」と育てられました。
消費行動が自分を幸せするものではないと理解しているんです。
スーパーヵ―、旅行、外食、ブランド品、夜のクラブ活動。そういったことに本当に関心が無いんです。
大谷翔平選手は食事はチームのレストラン、服はBOSS、時計はSEIKO、クルマはポルシェ。みなスポンサーの支給品、お金溜まる一方だそうです。
佐々木朗希選手もそうです。1年間で財布の5万円を使い切らなかったらしいんです。
モノを所有することや一般人が見栄で喜ぶサービスに目もくれない。
野球の求道者、修行僧なのだでしょう。
Z世代にとって年俸とは自分の業績評価なのです。さらに超一流になればスポンサー契約による副収入が本業以上になることも知っています。
だから夜遊びで二日酔いのまま翌日の練習や試合に臨むような愚かなことはしないのでしょう。
まとめ
収入は多い方が良いのだが、野球選手は実業家ではありません。成功の尺度は年俸ではないんです。
ホームラン、打率、打点、防御率、奪三振数、勝利数などの個人成績であり、ペナントレースで優勝を争うことでヒリヒリした人生を送っているのだと思います。
プレイヤーとしてグランドで輝くことが彼らの成功であり、年俸はその経済的評価に過ぎません。グランド以外の活動は余暇であり、余暇にうつつを抜かすと選手寿命を縮めてしまう。頭の良い選手はそのことをよく理解しているのでしょう。
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