みなさんごきげんよう。野球大好きHIDEZOです。
今日は野球(WBC)とサッカー(ワールドカップ)の賞金を比較してみたいと思います。そして野球がもっと盛り上がるためにどうしたらいいのか、提案を書いていきたいと思います。
2023年WBCの賞金概要
米メディア「CBSスポーツ」によれば、MLBのポストシーズンのように「勝てば勝つほど増える」方式で賞金が決められている。
賞金総額は1440万ドル(約19億3000万円)。
選手たちと所属連盟(各国の野球機関など)との間で折半する。
①WBC本選進出(20チーム)が賞金30万ドル(約4000万円)
②プール勝者(4チーム)が30万ドル(約4000万円)
③準々決勝進出(8チーム)で40万ドル(約5300万円)
④準決勝進出(4チーム)で50万ドル(約6700万円)
⑤優勝決定戦進出(2チーム)で50万ドル(約6700万円)
⑥優勝で100万ドル(約1億3000万円)が積みあがる
優勝すれば①~⑥の合計で300万ドル(約4億円)をゲットする。
賞金総額のち半分が連盟の取り分。残りを選手たちで分ける。
30人ロースターに登録された優勝国の選手ひとりの取り分は
150万ドル÷30=5万ドル(約600万円)
世界一になってもたったこれだけです。えって感じですよね。
こんなんじゃ、メジャーリーガーは出たくないですよね。
2022年FIFA(カタールW杯)賞金概要
W杯の賞金総額は史上最多の4億4000万ドル(約616億円)でした。
①優勝国は4200万ドル(約58億8000万円)
②準優勝国が3000万ドル(42億円)
③3位が2700万ドル(37億8000万円)
④4位が2500万ドル(35億円)
⑤8強が1700万ドル(23億8000万円)
⑥16強が1300万ドル(18億2000万円)
⑦1次リーグで敗退しても、900万ドル(約12億6000万円)
日本サッカー協会のW杯分配金・公式見解
「日本代表選手への支払問題に対する当協会の考え」として事前に公開しました。
それによるとワールドカップ出場権獲得ボーナス1,000万円。1勝ごとに200万円を獲得できるそうです。さらに優勝すると5,000万円、2位は3,000万円、3位は2,000万円、Best4は1,000万円、Best8は800万円 Best16は600万円だったそうです。
日本は1次リーグで3勝して、ベスト16で終わりましたから、選手の分配金はどうなるかというと。
1000万円+200万円×3試合+600万円(Best16)=分配金は2200万円
ちょっとまって、サッカー日本代表はベスト16で2200万円。
WBC優勝が600万円ですよ。これじゃ安すぎるでしょう。
WBCの賞金アップの提言
要はスポンサーですよ。プロスポーツとしてのコンテンツとして価値があるのかってことです。プロスポーツはアマチュアではない。ちゃんと報酬をあげないとダメです。たしかにWBCがMLBの登竜門とすればいいのかもしれませんが、そういうのはよくない。WBC自体が収益をあげて、選手に還元しないと。
そのためにやるべきは2つでしょう。
提言1:財源豊富なMLBが身銭を切るべき、JPBも
世界トップリーグであるMLBとJPBは資金を提供すべきです。WBCに出る選手はドラフトかけられる、その対象になるという夢の舞台なわけですから。有望な若者がどんどんチャレンジし金も稼げるようにしてほしいです。せめて優勝国には20億円は出さないと。サッカーの1/3ですよ。それぐらい出してくれ。
提言2:WBCを放送コンテンツで高価格で売り込む
例えばボクシングのヘビー級をはじめとした中重量級のファイトマネーは高額です。100億円規模も珍しくありません。スポーツコンテンツとして野球がボクシングの10分の1ってことはないです。やはり放映権をしっかり取って、選手に還元するシステムを作らいないとダメです。
HIDEZOは野球大好きなんで、もっともっと盛り上がって欲しいのです。
WBCは少年の夢、カネも大事だ!
大谷選手のようなウルトラヒーローが生まれたのは、イチローや松坂大輔が2006年、2009年に連覇して夢を与えたからです。少年が燃えたんです。大谷少年は高校生の時に「27歳でWBCに出てMVPになる」と目標を書いたそうです。コロナで1年遅れましたが28歳で有言実行となりました。今の10歳、15歳の、18歳の野球少年が、次の大谷翔平になるんです。それが日本だけでなく世界規模で起きる。それが「野球界の勝利」になると思うのです。
そのためにもおカネの面でWBCを盛り上げていただきたいのです。
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